伐採・抜根はじまる
今日の作業は9時スタートなので、それにあわせて現地へ向かいました。
なにか差し入れをしたいと思うのですが、何にしたら良いかわかりません。好みもあるだろうしなーと悩んだ結果、途中のコンビニでHOTの缶コーヒーとお茶を仕入れました。
現地に着くとすでに、基礎屋さんは到着していました。今日は助っ人が一人加わって2人で作業するようです。
ご挨拶ををして、飲み物を飲みながら残す木をチョイス。その後、伐採スタートです。
この木残します→
引っかかりそうなところは枝打ち。
その後、チェーンソーで切り込みをいれ、ロープをつないで引っ張りながら、方向を定めて倒すといった手順です。
倒れる瞬間の図。ミシミシ音がしながらわ?っと倒れてきます。
テレビで見たことあるけど、目の前で見ると迫力が違います。
ロープ+人力で難しいものは、ユンボにチェーンをつないで引っ張って倒します。
基礎屋さんが「このへんの木の幹どうする?とっておく?」と聞いてくれたので、とっておいてもらうことにしました。
松はヤニがでるので、ストーブで焚いたり家具を作ったりすることは出来ないんですが、外で燃やす分には大丈夫らしいので暖をとるために使おうと思います。
大きな松もゴロン。
こんな目にあわせてごめんなさいです。
道路際に枝振りがよい松が3本。枝が電線と絡んでいるところがあるので、コレが一番問題です。
2本までは枝打ちしながら順調に倒したのですが、3本目の既に枯れてしまっている松の枝が、いい具合に電線と絡んじゃってます。
助っ人さん、頑張って枝打ちしてみる。
・・・が、そう簡単には枝をはずせない。
紐で引っ張りながら枝をふったり、回転させたりして問題の部分はなんとかクリア。
やっと倒れました。
倒れた後は、チェーンソーで切断し、ユンボでごろごろ整理。
実は、倒れるときに別の枝がひっかかり、電線がブンブンゆれてました。ドキドキひやひやもんでしたよ。電線切れなくてよかったー。
伐採後の松の枝と幹。
幹のほうは、ヤニが気にならないところで使わせていただこうと、とってあります。
抜根しています。大きな松だったので、根っこが側溝の下を通って道路の方まで行ってしまっているようです。
側溝を壊すわけにもいかないので、チェーンソーでカット。
いやー、太い根っこですね。掘り返すたびに、ユンボが少し浮いてました。
職人さん、きりっと頑張ってます。
ユンボが自分の腕のように動いてます。すごいなぁ。
この光景を見ると嬉しい反面、自然に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
こんなに太い根っこになるまで頑張ってきたのに、切ってしまった罪悪感。人間が生活するということは、どうしてもこういうことと向き合っていかねばならないのですね。
家が完成したらまた新しい木を植えて、切ってしまった木の分まで大切に育てていこうと思います。
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