土台完成
今日の作業は土台の釘打ちからです。
土台の継ぎ手部分に釘(CN75)を3本斜め打ちします。
2×4用は釘をたくさん打つ工法です。釘の種類は5種類(CN90、75、65、50、ZN釘)で、どこにどんな向き・どんな間隔で何本打つかは、住宅金融公庫仕様書で決められています。
釘は見分けやすい&(工事監理の方が)あとからチェックしやすいように色が付いています。
ちなみにCN75は青。土台では基本的にこの青い釘しかつかいません(ウチは少しイレギュラーな部分があるので、もう1種類使いますが)。
こんな角度で打ちます。
斜めに釘を打つなんて今までした事がなかったので、コツをつかむまでは結構大変でした。
打ち終わった部分はこんな感じ。
全ての継ぎ手部分を3本ずつ打ち終えれば完成です。
慣れない斜め打ちに少し手間取ったものの、打つ本数も少ないので、思ったより早く終了しました。その間、私はアンカーボルトのナットの閉め忘れが無いかをチェックしました。
続いて土台補強を入れます。
ウチは2×4工法の割には開口部が多いため、いろいろとイレギュラーな事が出て来ます。
その1つが土台の補強。
この図の中の一番上(北側)の部分とクロークの背面部分にある土台の横に2×4材を抱き合わせます。
図面通りの長さに切って、釘を平打ち。
こういった想定は住宅金融公庫仕様書にはないので、結構困ります。
材の厚みを考慮し、今回は90mmの釘(CN90:赤色)を使用。
打つ間隔や打ち方は念のため建築士さんに確認し、側根太と添え側根太を緊結する際と同じ、CN90F@300(千鳥打ち)*1にしました。
完成図。
随分厚くなりました。この上にLVLというこれまた丈夫な材が乗る予定です。
基礎内に色々はいっているし、他の木材も置いてあるのでちょっと見づらいかもしれませんが、これで、土台は完成です。
正面からはこんな感じ。
この後は根太を作っていきます。
*1 CN90F@300(千鳥打ち) : CN90釘を300mmピッチで千鳥に平打ち(FはフラットのFです)
最近のコメント