仮屋根どうすりゃいーんだ?
ひとしきり感慨に浸った後は、現実が・・・
いつまでもオープンにしておくわけにも行かないので、ここに仮屋根を設置しなければなりません。
ここに仮屋根をかけるのは、今まで以上に困難な事。問題が山積みです。
昨日も書いたように、単管パイプは重い。クレーンで地上に降ろしてもらったものは、パーツ単位(単管パイプを何本かつなげて10mくらいの長さになっている)なので尚更です。しかもかなりの長さなので、あちこちに引っかかってしまい、運ぶ事すら不可能です。
仮に運べたとしても、高所でこの重さの物を持って作業するのはかなり危険。しかも、頭の中で設計してあった高さまで上げようと思っても、そこにはもう足場板がないので物理的に無理。
・・・・んもぉぉぉぉーーー!!どーすりゃいーんだよ!!
必要に迫られ、とりあえず棟方向を変える事になりました。
2階を見回すと昨日クレーンで外したんだから、当然っちゃー当然なんですが、屋根に必要な単管パイプは何も無い。まず初めに困難そうな、一番高い棟木もどきから立てる事にしました。
・・・困難でした。orz
ある程度分解して2階にあげたパーツ。横になっている物を立てなければなりません。・・・重い。
しかも一人は(一応)女性だし。
当然一度で立てられるはずはありません。死にものぐるいの何度かの挑戦で、ようやく立てる事が出来ました。
ようやく棟木もどき部分を不安定ながらも全部立てた段階で、既にお昼をまわっていました。あー。
写真の左端にある、単管パイプの棟木もどき。コレを人力で立てたんですよ?。
その後しばらく考えましたが、どうしてもどうする事も出来ないので、垂木もどきを受ける側の単管パイプの設置はあきらめて、垂木もどきは昨日起こした壁に直接掛ける事にしました。
R階の床根太組みがスムーズに出来るよう、出来れば少しでも高くしておきたかったんですが、仕方ありません。
きれいな鰯雲?。でも心は晴れません。
あせるよ?。今日もブルーシートかけられないのかも・・・
実は、この垂木もどきの設置も結構大変なんです。なんせ吹き抜けが多いので。
玄関上の垂木もどきをどうやってかけようかと途方に暮れていたら、浄化槽周囲のコンクリートをうつためにやって来た設備屋さんのおにーさんが、軽々と足場の一番高いところに上がって手伝ってくれました。なんでも本職は電気屋さんなんだそうです。
おにーさん、本当に感謝感謝です(涙)。
なんとか屋根の骨組みが出来上がりました。道路側から見ると、左右方向に流れる形の屋根の骨組みがちらっと見えます。
壁から出ている、垂木もどきの長さはこれ位です。
今までよりも本数も少ないし、華奢な感じでちょっと不安です。
日も暮れてきたし、今日のところはコレまで。明日ブルーシートをつける事にします。お願いだから雨降らないで?。
悶々と悩んで2人して途方に暮れた1日だったけど、最後におにーさんに手伝ってもらい、嬉しさ一杯でまた頑張ろうという気分になりました。いろんな人の親切のおかげでこの家が大きくなっているんだなぁ。
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