R階の窓枠とりつけ
いろいろ悩んでいた窓枠用の集成材のカット、キリギリスさんにいただいたアドバイスを少しアレンジしてやってみました。
キリギリスさんもコメントに書いてくださったように、直角精度を出すのが難しいので一面は手押しかんなで直角を出してから、その後まとめて自動かんなをかける作戦です。
この作業のため 2年弱(!)という長時間 眠っていた手押かんながデビューです。
し・・新品に見えないかもしれないけど、間違い無くデビューなんです(笑)。
まずは試し切り。
前の方に切れ込みがあるところを見ると、これはこの前までウマだったSPFだな。
これで問題なく動くことと使い方を確認。
この後、早速昨日丸ノコでカットした窓枠用の集成材の一辺をかけました。
実は必要な幅ジャストで切ってあったのですが、多少幅が狭くなってもきれいにする価値あり!と思い加工しています。ガタガタになった部分を後で見るのはいい気分じゃないですもんね。
午前中にカンナがけが終わり、午後はいよいよ設置。
ここに取り付けます。
最初に一番下の“台”の部分を取り付けました。
この面はディメンション・ガード+防水・水切りシートががっちりはまっているので、接着剤が効きそうにありません。
いろいろ悩み、ビス止め+ダボ処理で行くことにしました。
横勝ちにするので、端のビスは見えなくなるためダボ穴を開けていません。
ネジ止め後、穴に少しだけ木工用ボンドを入れ、10mmの丸棒を上からたたき込みます。
しっかりたたき入れてから、手ノコで長い部分をカット。手ノコはあさりのないものを使いました。あさりがあるものだと傷だらけになっちゃいます。
今回のタボ処理は、初めて私が担当。最初はうまくカット出来ず結構丸棒がぼこっと残ってしまいましたが、何回かやるウチに少しずつコツがつかめてきました。
この後、上の枠→横の枠という順番でとりつけました。
やりながら、『セオリー通り上からやればよかったねぇ。根太ボンドがおっこちたら大変だもんねぇ』と反省していました。
一週ぐるりと取り付けたらこんな感じになりました。
この後塗装をして仕上げます。
あ、今まで気付きませんでした…
サッシ枠の取り付け、大変だったでしょう?
サッシのツバの内側で。
本来はツバの外に取り付け、ツバに開いている穴からビス留め。
だからツバ外寸法で四方枠を組んでおいて、カパッと一気に取り付けます。
そのためには下地の時点で、枠の厚み分を空けておきます。
でも、かつてはpinさんのところのように、サッシに突き付けでした。
ちょと面倒なだけで、問題はないとは思いますが。
このブログを見た良い子が真似をしないように、老爺心ながら…。
↑名前忘れました
>>syugyousouさん
コメントありがとうございます。
サッシ枠の取り付け、確かに大変でした。
以前mosが、大工さんはsyugyousouさんのおっしゃるような方法で、枠を取り付ける事を何かで読んだようです。
そう思ってあらためていろいろなところの窓を見てみると、ツバが見えている窓がほとんどでした。
標準はそっちなんですね?。
我が家は、ツバ(とツバを留めている釘)を隠したかったので、面倒ですがこの方法をとりました。
自分でやっていて、時間と手間ヒマかけられる人で、突きつけがお好みな方は、挑戦してみてもよいかも?(笑)。
「時間と手間ヒマかけられる人で、突きつけがお好みな」人のキリギリスです(笑)
横張り&ニッチ同好会員なので、こんなところも似ているんですね?(^^)
私の場合は、窓入れ⇒透湿シート⇒外壁 と進む流れだったので、窓を入れる段階で枠が仕上げ材だと、セルフビルドの長期施工ではもったいないということもあり、奇しくもpinさんたちと同じ方法でした。
ツバが見えなくて、かえって良いかも。それに、普通の家とは「どこか少し」違っているほうが、セルフビルドっぽくて自己満足に浸れます ←私だけか(^_^;
>>キリギリスさん
工法は違えどいろいろなところが似ていて、他人とは思えないですね?(笑)
我が家も、長期施工な事は理由の一つにありました。
窓を入れる頃は、ちょうど透湿防水シート張りや外壁張りなどどんどん外のことをやらなければならない時期だったので室内の窓枠の事にかまっていられなかったし、かといって室内側の釘打ちをしないのもかなり不安だったし(よりによって樹脂サッシ、ペアガラスという重い物なので)。
私たちは技術はあまり無いけど、手間ヒマで頑張って満足感を得ています(笑)。それが自分で作る醍醐味かも?
ただ、ひとつの物事にはいろんなアプローチがあってよいと思うので(それぞれに長所短所があるし)これを読んで参考(?)にしている方がおられましたら、いろいろ調べて自分にあった方法を考えてみてくださいね?(と、あいまいなまとめをしてみました 笑)。