アプローチの作業、いよいよ最終仕上げにはいりました。
ここは、乱形石(ジュラストーン)を貼っていきます。使用するのはサンワカンパニーのガーデナスタンブ
ル ホワイトという乱形石。
ワタクシずーっと前から乱形石の仕上げに憧れておりまして、機会があればmosに向かって『乱形石、乱形石…』と念仏のように唱えていたのです。
大変そう…と敬遠気味だったmosもとうとうあきらめ、アプローチを乱形石貼りにすることに。その決定が実に3年くらい前。2008年の12月に購入した乱形石はずっと我が家の庭先で眠っておりました(笑)。
ようやくココにとりかかる事になり、改めて必要量を計算したら『少し足りないかも?』とのこと。
調べてみたら、まだ販売していたので少し買い足しました。
我が家が購入する材料は、アウトレット品、B品などが多く、逃したら買い足しは無理!というものがほとんどなのですが、この乱形石は珍しく通常価格で購入したモノ。清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで(大げさ?)購入したものですが、買い足し出来ることには感動しました!
さて、いよいよ作業スタート。
初めてのことで、レイアウトに悩みそうだったので、ネットで石の配置の参考になりそうな写真をいくつか拝借して印刷し、用意しておきました。
とりあえずある程度の面積に石を仮置きします。イキナリ貼っていくわけではありません。最初は玄関側の端っこに、直線が出ている石を利用して周囲が一直線になるように配置してみました。
石をある程度目地を揃えてきっちり置いていくためには、購入したままの形では不可能。ある程度あいそうな石をチョイスし欲しい形になるようにカットしなくてはなりません。
なので、石切り作業。ディスクグラインダーにタイルを加工した時よりも安いダイヤモンドカッターを装着してカット。タイル加工の時のは薄手の刃を使っていたのですが、今回は厚手の刃。切りしろが多くなっちゃうし精度も落ちるけど、何しろ切る量が多いので高いものは使ってられません…。そこまでの精度もいらないしね。
今回使用している石は、妙に四角い形のものが多いので、自然な割れっぽくなるように形を調整する必要も出てきました。
少しずつ仮置きの面積が増えてきました。結構ソレっぽくなってきたかな?
この作業、見た目よりかなり大変です。予想をはるかに上回る時間の経過に結構ビックリ。
ある程度まで仮置きの石ができたら石を貼り付けます。
モルタルの上に乱形石を置き、ショックレスハンマーで圧着。目地幅は5mmぐらいにしてみました。
もちろん水平器を使って、左右の水平と前後の水勾配を調整。ココに関しては小さな水平器で1枚の石を測り、大きなモノで全体を測るという風に2種類の水平器を使っています。
下地のモルタルの時の配合はセメント:砂=1:3でしたが、今回は貼り付け用で接着力がいるため、セメント:砂=1:2で練りました。
ちなみに、我が家はモルタルで施工していますが、バサモルを敷いた上にノロで接着…という方法もあります。今回の施工のためにネットでいろいろ調べてみたところ、バサモル派とモルタル派が半分ずつ位の印象でした。
それから仮置きの面積ですが、自分たちでやってみた印象ではこの位が精一杯でしたねー。どの石をどこに置くのかわからなくなっちゃうもん。写真に撮っておいたって、写真と同じ石を見付け出すことが難しいし、番号を振っておくのも現実的でないし…。結局そのままのレイアウトでちょっとずらしておくしか無いかなーと思いました(バサモル+ノロでの施工の場合はまた違うかもしれませんが)。ウチみたいに単一色でなく、何色か混じっているものならもう少し楽なのかもしれませんが。
1日目終了。これでも、丸1日作業したんですよ…。
初めての事で手探りだっていうことも影響しているとは思いますが、いやー時間がかかる。ビックリです。
目地詰めはまた明日。
2日目、mosは昨日と同じ作業を黙々と。pinは1日目にできた分まで目地詰めをしましたよ。
目地材をぎゅぎゅっと詰めてツライチ位にしてみたのですが、詰める前よりも目地が広く見える感じです。石が丸みのあるタイプのものなので、上端のR部分にも目地材が入ってしまい広くなってしまった模様。なんとなくそうなりそうな気はしてたんですけどね。
この石は比較的つるつるしているので、塗り目地で行きました。拭きとりはキッチンスポンジを使用したので、結構大変でした。近々大きなスポンジを購入してこようと思います!
3日目終了。目地詰めは2日目にできた分まで。
やっと玄関ポーチの反対側の端まで到達しました!
玄関ポーチの幅は約2.4m、貼っている部分の道幅は約0.9mなので、2平米強に3日かかったことになります…。
今日貼ったところは水拭きのあと乾ききっていないので、石材が少し濃い色になっています。
反対方向から。
目地には近所のホームセンターで売っていたNSメヂセメント 灰色を使いました。乾いた色を見ると、ライトグレーくらいの薄めの灰色です。
ここまでで切り落とした端材。四角い石材の角部分を切り落としたものが多いです。
コナもものすごいし、石の破片も飛びまくるし、防じんマスクして万全の格好で作業していますが、健康には悪そうな雰囲気ですねぇ。
段々と出来ていくアプローチを見て、私は喜んでいるのですが、mosは『絶対にもうやらない…』と言っておりました(笑)。
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