初めての樋
ベランダ部分は後は樋を付ければ完成!なはずなのですが、悩ましい部分がいろいろ。そんなこんなで設置が今日まで延びてしまいました。
説明書は相変わらず最小限しか書かれていないので、意図を汲んで理解しないといけない。
何度も何度も読み返して理解した(つもり)結果、どうも樋のパーツが足りないらしい(!)という悲しい状況が判明(T_T) どうにかやりくりして部品を節約しないといけない事態に…。
説明書によると、ウチの場合は4本の柱それぞれに縦樋を設置するらしいです。でも、真ん中の2本の柱に縦樋を設置すると、あとで設置予定のデッキ部分にダイレクトに水が落ちてしまうという問題が。できれば縦樋は排水しやすい両端だけに設置したい!
というワケで、真ん中の2本の柱に設置される縦樋に流す予定だった雨水は、上手く連結して近い方の端にある縦樋に合流させるように勝手に設計を変更。これで縦樋のパーツも節約できるしね。
これでバッチリ!と思っていたのですが調べたところ、このベランダに付属していた樋は外径42mm(内径40mm)という最も細い規格のよう。なので、合流させるY字やT字のコネクタが存在しないことが判明。そりゃそーかもね。
さてどーしよう。いっそ全部の樋を大きいサイズに交換しちゃう?とも考えましたが、購入物が多くて高額になる上にせっかくある樋の部品がもったいない。
私はこのあたりで「もーわかりませーん!」と投げ出したくなりましたが、何回も近くのホームセンターに通い、mosさんが売られている部品をチェックして複雑な条件のパズルをしてましたよ。そしてなんとかなりそうな答えを見つけたような気がしたので、ようやく作業スタート!なのです。
まず、横に走る樋の事からスタート。
普通の軒樋を使おうと思ったのですが、固定する金具が見つからなくて断念しました。
今回は上から吊るす必要があるのですが、よーく考えたら樋なんだから上から流れてくる雨を受け止めるのが仕事。だから上から吊るってあんまり無いことなのかもしれませんね…。
どうしようか考え、根太から吊ることができそうな金具(本来は柱に取り付けるための金具)がある縦樋を使うことに。普通の丸樋だとベランダ付属の細い樋と接続が難しいため、角樋を使うことにしました。
角樋を横に使い、両端にエルボを付けて上向きにし、そこに妻梁と連結根太からくる雨水を受けるようにする作戦です。ただ、エルボが105°タイプのものしかホームセンターに置いていなかったため(ラインナップには92°タイプのもあるようです)、片方を75°にカットした短い角樋を取り付けて上端が水平になるようにしました。
横に這わす縦樋の両端にさきほど作ったエルボを取り付けてから、穴を開けます。この穴は42mmの丸樋を接続するためもの。開けたトコロに丸樋接続アタッチメントを取り付けて接続しようという考え。アタッチメントは、ベランダ付属の樋セットに付いていたものを流用します。
連結根太の底の雨を排出するようになっている穴にも、アタッチメント(短く切った丸樋を付けて長さを延長してあります)をとりつけ。近くに角樋吊り金具をドリルビスで固定しました。
いくつかの根太に角樋吊り金具を取り付け、角樋を設置。
少し出来てきたように見てるけど、まだまだ先は長いのだー。
角樋に開けた穴のトコロに予定通り、丸樋接続アタッチメントを取り付け、42mm丸ドレンエルボや普通のエルボ(このへんはベランダ樋セットに付属していたもの)を使って柱に沿うように調整。ベランダ付属の丸樋を柱に固定してようやく片側完成!
続けて、手前側も同じように設置しました。
一番手前の柱のところには、スズメさん一家のおうちがあるため、できるだけ短時間で作業を完了させるよう頑張りました。
樋の設置完了後に、1年近くも設置されていた単管足場を解体しました。
次の作業はベランダの屋根部分の設置なので、基本的にベランダ上での作業になる予定。ベランダ屋根にも樋があるため、また縦樋を取り付ける作業が出てくるのですが、そのくらいなら脚立で対応できそうです。
久しぶりにすっきりしました。これでやっと勝手口のドアが開けられます。
ちなみに、解体された単管パイプさん達はあまり休むヒマはありません。次のお仕事の予定がすでにいくつも入っています。というか、本数足りないかも…。
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